脳・体の成長を伸ばすオモチャと環境〜たった1分でも自ら学ぶ赤ちゃんのチカラ
いつもありがとうございます。
Poplay(ポップレイ)®️高橋です。
今日は、成長・発達を伸ばしてくれる
オモチャや遊び環境のお話です。
動画では、
赤ちゃんの何気ない動きが、
「運動発達」や「空間認知力」にも繋がっていること
に触れています。
コラム中盤をお楽しみに🌈
オモチャはなぜ大切なの?
まずはオモチャのお話から。
オモチャ遊びは、
- ●目の発達
- ●手指の発達
- ●手と目の協応
- ●音を聞く(聴覚の発達)、etc…
などの発達につながることは、
多くの方がご存じだと思います。
では、よりよく脳を育てるためには
どんなオモチャが良いのでしょうか。
ネットや知人のオススメも参考になりますが、
まずは、お子さん自身が
「楽しく夢中に遊べるもの」
ですよね。
そして、 そのオモチャで
飽きるまで遊ばせる。
それは、いわゆる「オモチャ」ではないかも知れません。
でも乳幼児にとっては、
周りのもの全てが遊び道具。
例えば、洗濯バサミだって💡
飲み込めない大きさであることや怪我をしないことが大前提ですが、
個人的にはオーボールより良いのでは、
と思っています。
角度によって見え方もこんなに変わり、
- ●手ゆびに触れる感触
- ●お口の中(舌や歯茎)での感覚
も、微妙に変化します。✨
そう、高価なものでなくても
楽しく脳を育てることはできるのです。
そしてもう一つのポイントは、
オモチャはなるべく1個に絞ること。
目の前にオモチャがたくさんありすぎると、
気が散って遊び込めない原因にもなります。
赤ちゃんが元々持っている、
🌈想像を膨らませ楽しい遊びに展開していく力を、
どんどん伸ばしていきましょう🌈
オモチャと運動発達のこと
Poplayの赤ちゃんレッスン「シェルハブ・メソッド」は
乳幼児の運動発達をサポートするメソッドですので、
ここでオモチャと運動発達のお話を。
※シェルハブ詳細はこちらをご覧下さい。
シェルハブ・メソッドってなんですか?
運動発達と聞くと、
- ●首すわり
- ●寝返り
- ●ずり這いやハイハイ
- ●お座り
- ●立っち、アンヨ
が
「できた、できない」
でクローズアップがちですね。
ですが、シェルハブでは、
- ●どんな寝返りをしているのか
- ●どのように座っていくのか
などに注目し、
その質や動きの過程を大切にします。
ちょっと動画で見てみましょう!
オモチャで遊びながら脳と運動発達を伸ばすために
シェルハブレッスンご利用のNくん12ヶ月です。
パッと見だけでも、
- ●オモチャを自分で取れた
- ●つかまり立ち、伝い歩きが出来た
- ●オモチャを持ちながらハイハイしている
がわかりますね。
ですが、質や動き方そのものにも、
大切な動きがたくさん含まれているんです。
例えば、オモチャを取る(右手を伸ばす)ために、
- ●体の他の部分をどう使っているか。
- ●転ばないためにどうしているか。
などを考えると、
その動作の奥深さが見えてきます。
さらに、
- ●オモチャでどんな遊びをするか
こんな視点から動きを見ると、
Nくんは約1分の間でも、
脳と体を充分に使い、
自分の力で学んでいるのがわかります。
このように、脳と体をしっかり使って
好奇心旺盛に遊ぶ(成長する)ためには、
これまでの、
- ●寝返り
- ●手で自分の足を持って口に入れる
などの経験が活きてくるんです。
成長・発達は繋がっていますよ〜❗️
環境ってなに?
では、はじめにお話しした環境とは何でしょう?
赤ちゃんにとっての環境は、
遊びや過ごすための空間・物
ですね。
その環境について、
今日は床に注目してみます💡
例えば、
先ほどのNくんが遊んでいる床が、
とっても柔らかい場所だったらどうでしょうか?
ソファの下に右手を伸ばしたくても、
きっと体が沈んで、
思うように手が伸ばせないんじゃないかしら。
思うように手が伸ばせない
↓
オモチャが取れない・遊べない
↓
泣く ..>_<..
また、
「それでもあのオモチャが欲しい〜〜!」
で、グイグイ頑張るタイプの赤ちゃんの場合。
体に必要以上の力を入れて踏ん張るため、
体が固くなる原因の一つにもなります。
この固さは筋力がつく事とは違うんですよ。
体が固い赤ちゃんとは、
例えば、抱っこした時に
- ●丸くなれない
- ●反りがち
- ●ふわっとした柔らかさが無い
- ●つかまり立ち前なのに脚が固く張っている感じ
などで気づくことができます。
固い体ではNくんのように、
遊びを通じて体を充分に使いきれない
可能性もあるんですね。
ですから、遊ぶ(動く)ときは、
柔らかい床より硬めの床の方が、
オススメです!
🌈 遊びながら脳を育てるために
適切な環境を整えましょう🌈
遊びに夢中でも頭をぶつけない、はスゴいこと
Nくんは、うま〜く腕・体・脚・足指を使い、
ソファに頭をぶつけることなく、
オモチャを取ることに集中していますね。
あたり前のようですが、
これ、とても大切で凄いことなんです!
以前のコラムでも触れた、
「空間認知力」に関係しています。
※ハイハイ出来るようになったら危険を察知できる力も育てたい〜シェルハブのタッチで体の地図を作る
空間認知力とは、
例えば、大人の生活で考えると
- ●部屋の家具を配置する
- ●街中ですれ違う人とぶつからずに歩く
- ●車を運転して目的地に向かう
など、
普段の何気ない行動にも使われています。
「空間認識能力」とはどんな能力か、ということですが、一部の人しか持っていないような特殊能力ではありません。
オルパスの窓 / 子どもの《空間認識能力》を鍛えるには?幼児期におすすめの玩具を紹介
文字通り、「空間」を「認識」する能力、ということです。
身近な例でいうと、
・車の車庫入れをするとき、壁と車の間隔やハンドルを切って車体がどう動くかを認識する
・知らない土地で地図を見て散策するとき、二次元である地図を三次元の街並みに置き換えて方向や距離感を把握する
このようなときに発揮されるのが「空間認識能力」です。
3次元で生きている我々にとっては日々必要な能力と言えるでしょう。
この空間認知力のためには、
まず自分の体の大きさや腕の長さなど、
体の地図・ボティイメージが、
脳ではっきり自覚できることが大切。
幼児期に著しく伸びるといわれる空間認知力のはじめの一歩は、
赤ちゃんがオモチャやママパパの顔に手を伸ばして触る
なんです♡
Nくんの遊びからは、
この空間認知力が順調に育ち伸びている、
こともわかりますね💫
大人の関わり方も大切
ストレスなく体を自由に動かし集中して遊ぶための環境は、
空間認知力の発達にも役立つお話をしてきました。
そして環境の一つには、
大人の関わり方も関係してきます。
- ●取れないオモチャを代わりに取ってあげる
- ●すぐに抱っこする
このような大人の行動は、
場合によっては、
お子さんの成長のチャンスを逃していることも。
そんな時は
- ●一呼吸して
- ●声をかけながら
- ●お子さんを良く見て考えて
みて下さいね。
そんなママパパの行動は、きっと、
お子さんが自分の力で成長するための手助け
になりますよ💕
今回のコラムは、
🍀オモチャや環境、そして大人の関わり方が、
お子さんの成長と発達に大きく影響する
というお話しでした。
ぜひ、日々の遊びの中でお子さんの成長を見守りながら、
楽しんでくださいね🎵
今日もお読み頂き、
ありがとうございました😊
※動画掲載のご許可を下さったNくんご家族に改めてお礼申し上げます🍀
ストレスなく動ける体作りや、
空間認知力を伸ばすために、
シェルハブでは、ぽんぽんむぎゅう®︎というタッチを、
親御さんにお教えしています。
下記もぜひご覧くださいませ。
人生の土台作り0歳時期にシェルハブを
シェルハブメソッドは、
「動きたい!遊びたい!」
「なんだろう?」
という赤ちゃんの好奇心と主体性を大切にする発達サポートです。
Poplay(ポップレイ)の講師は、
- シェルハブメソッド1期卒業(2017〜)
- シェルハブメソッド東京会員
- 開催中のシェルハブメソッド第3期講習会 共同アシスタント
- シェルハブメソッドi指導者講習 in東京 代表
- 現役保育士
- キッズダンスインストラクター
様々な立場で子どもに携わり、
キャリア20年を超えるベテラン インストラクターです。
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沢山のご家族が幸せになりますように🍀