Poplay(ポップレイ)

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心と発達に関するコラム

いつもありがとうございます。
Poplay(ポップレイ)高橋です。

一気に成長が進む0歳後半

5/21、発達セミナーを開催しました。

今回は、乳児期後半、
ずり這いからつかまり立ちまで、
赤ちゃんの秘密を見ていきます。

参加者へ配布の資料

   

   

参加者の感想

👨‍👩‍👧発達をそれぞれで見ていましたが、身体の発達も食の発達もつながっていることに気付かされました。

👨‍👩‍👧これまでの発達の復習、まちさんにいただいたアドバイスの整理や理解ができた。疑問点にも丁寧に答えていただけ、大満足のセミナーでした。

👨‍👩‍👧何に興味があるかで選ぶおもちゃを見分けていくこと、足幅のこと・膝立ちが歩くことにつながることが知ることができた。

👨‍👩‍👧子どもが興味を示している事柄、遊び方が急増しているので、家の環境やおもちゃを整えたいと思った。

意外と情報少ない運動発達のこと

子育てについては、

排泄・睡眠・授乳などは
多くの情報が発信されていますよね。

でも、その核となる「赤ちゃん自身の育ち(運動発達)」について、
ママパパ向けへの情報はあまり多くありません。

赤ちゃんはなぜ発達の順番を知っているの?

ちょっと固いお話から。

胎児期にはお母さんのお腹の中で羊水に包まれていた赤ちゃん。
誕生とともに自力の生活が始まります。

それは、
仰向けから寝返り、ハイハイと、
動きの連続で進みます。

その連続性は誰かに教わったわけでは無いですよね。
では、なぜ赤ちゃんは知ってるのでしょう?


一説によると

赤ちゃんは、人類が脊椎動物として進化してきた過程を、お母さんのお腹の中にいる十月十日で再現し、
産声を上げてから約1年で、重力環境下で基本機能を獲得するまでの過程(約3億7千975万年)を再現していきます。
これらの過程は、誰かに教わることもなく、
必要な時期に必要なタイミングで運動学習していくように遺伝子に組み込まれています。

参考資料:山形済生病院 健康コラム第44話

      

とも考えられています。


本当にハイハイは必要ですか?

ところで、乳児期後半になると

「ハイハイしないでつかまり立ち始めたんですけど大丈夫ですか?」

というご相談をお受けすることも多いです。


ママパパ達としては、

  • 早く成長できた方が良いんじゃない?
  • つかまり立ちの方が楽しそうなんです。
  • 自分から立ち始めたんです。

 

でも、ちょっと待ってくださいね✋

ハイハイ(四つ這い)も遺伝子に組み込まれているとすると、
そこにも発達過程に必要な何かがありそうです。

一例として

  • 手脚の協調 → 上手に転べる
  • 片手を上げ高い所へ伸ばす → バランスが取れる
  • 体勢を変え潜って遊ぶ → 遠近感、立体感、目測、、などの感覚を養う



など、幼児期以降、
出来て当たり前のことは、
ハイハイをたっぷり経験することとも繋がっています💡

膝と手を使うハイハイ。


お子さんが楽しむだけ、
やらせてあげて下さいね🌈

でも変なハイハイだし、つかまり立ちも始まって、、

ところが!

ママのお悩みベスト10(統計取ったわけではないです、悪しからず😅)
例えば、

  • 片脚・片手ずつ動かない
  • ハイハイもまだなのにつかまり立ち始まった


など、


「個性的な動き」
「発達のスピードが早い・遅い」
「発達が順番通りじゃない」

の時、

焦りますよね、、😣


そんな時は、
焦る気持ち少しだけ横に置いて、



お子さんが今やりたいこと


を一緒に遊んでみましょう!

床をパンパン叩いてみたり、
転がるオモチャを一緒に追いかけたり、、


「ずり這いやってみたら、物凄い運動量で。
これをやってるってすごい事なんだなぁ、と思いました」

とシェア下さったママもいました。

大人にとっては、
ちょっと疲れるかも知れませんが😅


一緒にその時間を楽しめたら、
親子でhappy〜〜✨


赤ちゃんには今しかない

セミナー後の感想では

「ついつい次を求めてたんだなぁ、と思いました」

のシェアも頂きました。

これは、
どちらのママパパも一緒ですね、きっと。

一般的に知られてる知識があるので、
それを基準に考えます。


ところが、赤ちゃんからすると、

彼らは好奇心・興味のまま、
ただ動き続けているだけ。


ゴロゴロ・モゾモゾ、
オモチャを追いかけてたら、


あれっ⁈、景色が変わった❗️
(↑赤ちゃんの声👶)



これが「座る」や「ハイハイ」です。


ゴロゴロ・モゾモゾの先に、

「お座り」「ハイハイ」がある

なぁんて事は、
全く知らないんですよね。

動き続け、
たまにコケて痛い思いもしながら、、、

でもなんか、たのしぃぃ〜〜〜✨❗️

そんな試行錯誤の毎日なんです。


この試行錯誤が子どもの成長には重要❗️❗️



その体験こそが、
自分の宝物となり成長の糧となります。


腹這いより目線が高くなる四つ這い。
見える景色・聞こえる音、
今までと違う世界が広がります♪

気をつけたい事

ですので気を付けたいのは、

良かれと思い、先回りをして色々与えてしまう事。

せっかくの試行錯誤の経験が中途半端に、、😣

そしてもう一つ。


「それはダメよ!」

とネバティブな言葉・気持ちでお子さんと接してしまう事、
です。


目の前のお子さんは、
ママのその気持ちを感じています。

ネガティブや焦る気持ちがブレーキとなって、
お子さんがやりたい事ができずに、混乱する原因にも。


これは、
危険を止める事・教える事、
とは違います。


でも、

「わっ、、ちょっとダメ!」
と手や口が先に出たくなりますよね、、、

その時は、
「〇〇ちゃん!」
と取り敢えず名前を呼んでみて💡


そして、
お子さんが何かにチャレンジしてそうな瞬間を、
共に行動してみて下さいね🌟




お子さんと一緒に試行錯誤を楽しみながら

ぜひ、クリエイティブな子育てを🤗

離乳食が進みません!(><)

乳児期後半のお悩みの一つ。

離乳食でのつまずきは、
お口の発達と関係していることもあるんです。

食べるためには、
口が巧みに動くことが大切。

ミルク・おっぱいを上手に沢山飲んだ = 離乳食もOK!


といかないところが悩ましい。


食するためには、
哺乳とは違う口・舌の動きが必要ですが、


そのためには、手足同様、
お口の感覚が育っていることが必要です。


離乳食については、
別途コラムがありますのでこちらをご覧下さいね。

成長のために大事な離乳食〜何をどれくらいより「どう食べるかに」注目!


家で出来ることは何かな?

  • 一緒に遊ぶ
  • ネガティブ言葉・思考に気を付ける


の他に、
遊ぶための床環境も大切。


例えば、四つ這い時期には、
平面だけではなく

  • 段差
  • 傾斜


低くても良いので、
平面とは違う動きになりさらに発達も伸ばせます。

床環境もぜひ工夫して下さいね✨



今回のセミナーは、
東京、北海道のママがご参加下さいました。


貴重なご意見・感想のシェア、
写真掲載ご承諾を下さりありがとうございました!


次回のママパパ向けセミナーは、

寝返りまでの発達セミナー」です!

実は人生の土台作りはこの時期がポイント。

赤ちゃん、いえ、
ヒトの発達の素晴らしさを紐解きます。

どうぞお楽しみに🌈