Poplay(ポップレイ)

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心と発達に関するコラム

クローバーこどもクリニックの院長 眞々田(ままだ)先生主催で、
今月もシェルハブ・メソッドWS開催させて頂きました。

クローバーこどもクリニック眞々田容子院長

今回は3〜8ヶ月、5家族がご参加下さいました。

タッチは全身に、お口にも!

1回目7/8は、
まずシェルハブメソッド (以下シェルハブ)の説明から。

※「シェルハブメソッド 」についてはこちらをご覧下さい。
 ↓
Poplay(ポップレイ)コラム:シェルハブメソッド ってなんですか?

その後、
シェルハブのタッチ「ぽんぽんむぎゅ~」をママ自身の腕にやって頂き、

  • 「軽くなった感じ」
  • 「重くなった感じ(存在感がある)」


などそれぞれの感覚を味わって頂きました。

※タッチ法「ぽんぽんむぎゅ〜」についてはこちらをご覧下さい。
 ↓
Poplay(ポップレイ)コラム:「ぽんぽんむぎゅ〜」は深層部に働きかけ赤ちゃんの成長を伸ばします

そのタッチを今度はお子さんへ。👶

月齢も様々なので、仰向けだったりうつ伏せになったり、
それぞれのお子さんに合わせてタッチしてもらいます。

シェルハブメソッド ぽんぽんむぎゅ〜
タッチは
「右手だよ〜」「左のお膝だね〜」
と声を掛けながら

そして言語発達や食に繋がる大切なお口へのタッチと顔あそび。


体のようにぽんぽんとは出来ませんが、
唇や歯茎にしっかり触れながら、
ママの動く口元を見せて下さい。

この遊びは、コロナ禍でマスク生活が増え、
口元を見る機会が減った今だからこそ、
より時間をかけて遊んで欲しいです😆

シェルハブメソッド 口遊び
「バババ」や「マママ」と
ママの口元も見せながら指で触ります

3週間で離乳食にも変化が

2回目の7/29は、
この3週間の変化や気づきのシェアから。

  • 離乳食でつぶつぶを噛めなかったのですが、口が動かせるようになりました。(8ヶ月)
  • 以前はうつ伏せのままグズっていましたが、ずり這いで前に進めるようになりました。(4ヶ月)

などのお話を伺い私も嬉しくなりました🍀

そして2度目の「ぽんぽんむぎゅ〜」は腰から下へ。

片側だけやり立ってみると、、、

「触った側だけ安定感がある感じ」

ぽんぽんしただけなのに、不思議ですね。

そしてこのタッチをお子さんへ。

3週間前に初めてぽんぽんした時とは違って、
ママも赤ちゃんもとても楽しそう。

なんと言ってもママの笑顔がホントに素敵でした✨

それまで賑やかだったお部屋が、
穏やかで優しい空気に包まれ、私も癒されました〜💖

  

    

ここでちょっとマメ知識✨

この「ぽんぽんむぎゅ〜」は「固有感覚」という感覚を刺激し脳へ伝えています。

「固有感覚」は
普段は無意識に使っている体の深い部分の感覚。

ですので、この感覚が乳児のうちから育つ事はとても重要なんです。

固有感覚はお口の中にもありますので、
舌や歯茎・顎の発達のためには、
ママが触ったりオモチャや自分の手足を舐めることが大切。

刺激でお口の中の感覚がクリアになると、
しっかり噛んで飲み込む、
という1連の流れがスムーズになります。

8ヶ月お子さんの離乳食改善にも繋がった理由の一つはここ。

タッチの他、いろんな形・素材のオモチャでもお口遊びを沢山して下さい。

ママができる事の一つです🍀

※「固有感覚」についてはこちらをご覧下さい。
 ↓
Poplay(ポップレイ)コラム:シェルハメソッドとご機嫌に遊ぶための環境作り

離乳食・言語発達のためにもオモチャでお口育てを
離乳食・言語発達のためにも
オモチャでお口育てを

固有感覚育てを遊びや環境に取り入れるために

そしてこの感覚育てを、
遊びと環境に取り入れるお話をさせて頂きました。

まずオモチャ。

お子さんが自分の手でしっかり掴んだり握ったりする事で、
この固有感覚を育てる事ができます。

またオモチャ売り場で「〇〇ヶ月から」という表示で選びがちなオモチャですが、
赤ちゃんの集中力のためには、

「今、何で遊びたがっているか」が大切。

  • しっかり持って振って音が鳴る事が楽しいのかな
  • 指を絡めて1本1本の指の感触を味わいたいのかな
  • 転がるオモチャを追いかけて動きたいのかな

などなど。

そんな視点からお子さんと接すると、
新しいコミュニケーションも始まりそうですね。

そして、床やベッド。

赤ちゃんのために柔らかいところ、
と考えがちですが、
赤ちゃんが自発的に動き感覚を育てるためには、
オモチャ同様使い分けて下さい。

「動きたい〜!」と思っている赤ちゃんにとって
フワフワのマット・絨毯では、
床を押したり蹴れずに(動けずに)、
ストレスの原因に。

また、ある程度の硬さがある床でも、
滑る洋服では、やはり思うようにずり這い・ハイハイができない原因になります。

「動きたそうなのになかなか動けない」時は、
床と洋服の相性もちょっとチェックしてみて下さいね。

     

そして後半は個別のご相談。

個別のお話は今回も短時間になってしまい申し訳なかったのですが、
お子さんが今やりたがっている事へどんなサポートができるのかお伝えさせて頂きました。

シェルハブWS
オモチャを使って寝返りを促します
(写真は第1回の時のものです)

「今はズリ這いをやりたい時期」の言葉に救われました

全2回終了した皆さんの感想です。

🤱とても楽しく参加できました。3週間あいた事で実践もできて、その後の成長についても見て頂けたのでとても良かったです。(7ヶ月)

🤱「子どもの発育を子どもの興味に従って親がサポートする」が分かって、それまではなんとなくあやすだけだったが、子どもの接し方に目的が持てるようになった。(5ヶ月:6/24の発達セミナーにもご参加)

🤱スキマ時間にポンポン出来る簡単な動きなのでやりやすいです。(7ヶ月)

🤱手の動き・足の動きなど着目点がわかりました。(7ヶ月)

🤱赤ちゃんの発達を手助けして一緒に成長を楽しんでいけるメソッドだと思いました。(7ヶ月)

🤱「元からある力を使う」という視点がとても好きです。(4ヶ月)

🤱周りの赤ちゃんと比べて発達が遅いと感じ不安になって今回参加しました。「今はずり這いを一杯やりたい時期なんだよ」という言葉に救われた気がします。(8ヶ月)

正直な気持ちを出せる場になれたら

「周りのお子さんと比べてしまって、、」というお話は、
6月の発達セミナーでもありました。

ママ達の正直なお気持ちだと思います。

そしてみんなの前でシェアするのは、
勇気もいることかと想像します。

でもシェア頂いたことで、
「そうそう!」と共感されて勇気づけれるママもいらっしゃると思います。

シェア下さり感謝します🍀

素直に生きるママ達の姿は、
赤ちゃん達にも伝わっているはずです。

シェルハブメソッド を通して、
ママ達とそんな素敵な場を一緒に作れたらいいなぁ、
と思ったWSになりました。

この素敵な笑顔で赤ちゃんますますも幸せに♡

ご参加いただき、本当にありがとうございました!


そして主催の眞々田先生。
お忙しい中いつも企画・募集して頂きありがとうございます!

8月、9月も
発達セミナー(座学編)とシェルハブWS(実践編)続きます。

8月以降、新たなイベントも企画中〜✨
どうぞお楽しみに😄

眞々田容子先生、高橋まち
眞々田先生、看護師の遼子さん、私