いつもありがとうございます。
Poplay(ポップレイ)高橋です。
今日は、
2、3歳児さんとのレッスンの気づきからのお話しです。
手の発達と認知発達のつながり、
などからオモチャについても触れていきます。
幼児期以降のお子さんで、
手の不器用さが気になっている方へのヒントも💡
シンプルなオモチャは想像力を育てます
大きくなってきた皆んなと、
ジャンプやけんけんぱ的な遊びを〜♪
と、目標となる輪の準備。
100均で長さが変えられるチューブを見つけました。
ジャバラ式なので単体でも長さ変えられるし、
繋げて使うこともできる優れもの✨
輪を作り床に置くと
ジャンプは始まりましたが、
早々に手に持ち、
気がつくとママ達と輪投げ遊びに〜🤣
にんげん輪投げデス♫
ママと役割交代しながら、
「はいった~~!」と
盛り上がり。
シンプルなオモチャは、
遊びが展開できるので、
子ども達の想像力を育てるためにも最適ですね❗️
が、、
結局この遊びも早めに終わり💦
チューブそのもので遊び始めました。
ジャバラの感じや、
遊んでいる時の音♪
など、
初めての感覚も多かったのかもしれません。
ものすご〜〜く、集中した遊び時間になりました💫
脳の育ちにつながる手の発達
では、
手の発達について少し掘り下げてみましょう。
ヒトは手指を使いこなすことで脳が発達し、
他の動物と比べて飛躍的な進化ができた。
と考えらています。
ヒトの前足(上肢)が足としての役割から解放され、道具を作ったり使ったりして作業するための「手」として使われるようになったのは、今から約600万年前より以前だと言われています。(中略)
特に拇指(親指)とその他の指の対向性によって「つかむ」「つまむ」という巧緻的な動きが可能であることが、ヒトの手の特徴の1つです。
ヒトの手の役割と年齢別の発達 : PARC (パルク)
上記サイトでも書かれていますが、
🔻発達には方向性があり、
頭(上)から脚(下)へ、中心部から外側へ
ですから手の発達も、
掌(てのひら)から指先へ発達するんですね。
生まれてすぐの頃は、
皆さんもご存知の「把握反射」があり、
手全体で掴みます。
その後、
ガラガラを鳴らしたり、ティッシュを引っ張り出す、
などの遊びがさらに発達を進めてくれます。
ここでちょっと気になるのが、
「発達段階」というもの。
6~10ヶ月頃の検診では、
「手指を使って物を掴めるか」
のチェックがあります。
その影響もあるのか、
手の発達=指の発達
と思ってる方も、
個人的には多いように思います。
例えば。
数ヶ月のころは、指の発達が未熟なため
オーリングオモチャは、
自分の意志で指でしっかり掴むことがまだ難しいのですが、
指が偶然引っ掛かっることで、
遊んでいるように見えることがあります。
この場合、
把握反射とは別で、
指にかなりの力が入っていることも多くみられます。
「うちの子、握ったらなかなか離さないんです💦」
という方もいらっしゃいますよね。
指に力が入るのと同様に、
緩められることも大切なのです。
「指に力が入る=指が発達している」
とは限らない。
も知っておかれると良いですね🍀
ちょっと話がそれましたが。。
先ほどもお話しした通り、
発達の方向性がありますから、
やはり手も、
中心の掌の発達からしっかり育てていくことにも注目していきたいですね!
なぜなら。
将来、お箸やペンを持てるようになるためには、
指だけではなく、
「手」全体がバランス良く発達していること
が、大切だからなんです。
代表的な粗大遊びの一つ「鉄棒」も
指では握れませんしね。😉
もし、
「手指のことがちょっと気になるわ、、」
そんなママパパさんは、
シェルハブメソッドのぽんぽんむぎゅう®︎、
をぜひお試し下さい🙌
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シェルハブ・メソッドってなんですか?
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「シェルハブのタッチ「ぽんぽんむぎゅう」は、深層部に働きかけ赤ちゃんの成長を伸ばします」
掌と指を使い分ける
レッスンの話に戻りますね。
チューブ遊びでは、
始めは、力を入れすぎて潰れたりと
上手く伸び縮みできずにいた2人ですが、
- 右手と左手の使い分け
- 力加減
などが変わり、
少しづつ器用に遊べるようになってきました!
よく見ると、
掌と指も巧みに変えているのがわかりますね。
さらにチューブの音も変化して
絶好の感覚遊びになりました。
長時間の集中遊びになった理由も、
ここにあります。
子ども達の
遊びながら学ぶという力
は、ホントに素晴らしいです✨
手の発達のために必要なこと
「手指を使うことで脳の進化につながった」
という事でしたから、
ここで少し発達心理学に少し触れてみましょう。
0~2歳頃は認知発達も大きな伸びを見せる時期。
心理学者ピアジェの認知発達理論では、
0~2歳は「感覚運動期」とされています。
成長とともに自らの体を動かし、五感の刺激を求めシェマ・同化・調節を繰り返します。周囲の人の声かけ・お世話・スキンシップで「他者と自分を区別」「ものの形・役割」「物事を予測する」ことを覚えていくのです。この時期は以下の3つの認知機能が発達します。
循環反応
「足・指しゃぶり」「ガラガラを振り続ける」「同じおもちゃを何度もベッドから落とす」など、同じことを繰り返し行い、自分の身体・ものの存在を確かめます。
ピアジェの4つの発達段階とは?育児に役立つ子どもの発達理論:Chiik!
※この時期の他の認知機能は
「対象の永続性(見えなくなった物体も存在する)」「模範行動」「シンボル機能」などがあります。
つまり、チューブ(高度な遊び)で満足いくまで遊ぶためには、
それまでの運動発達・遊び
が大切なのです。
そして、小さな赤ちゃんだった頃、
こんな事でたくさん遊んでいましたよね😆
全てに意味があるんですね~
赤ちゃんの動きに、
無駄なことは一つもありません💫
🌈オモチャを使いこなすために必要な体作りは
生まれてすぐから🌈
集中したオモチャ遊びのために
脳を育てるためにも、
より良く手を使って遊べるようになりたいですね。
では、手の発達のために、
他にできることといえば。
そですね!
四つ這い!
そして、
肩・腕・手の緊張がなく、
ストレスなく安定して座れること
も、オモチャでじっくり遊ぶために必要な要素です。
その、安定したお座り(坐骨で座る)のためには、
以外にも
- 寝返り
- ずり這い
も関係しているんです。
ですので、
幼児期以降でも手先の不器用さが気になる時は、
- 雑巾がけ遊び
- ゴロゴロ転がり
などが有効的なことも 💡
気になる方は、
一度お試し下さいね!
今回のコラムは、
脳育てにつながる、手の発達について
というお話しでした🌈
今日もお読み頂き、
ありがとうございました😊
人生の土台作り0歳時期にシェルハブを
シェルハブメソッドは、
「動きたい!遊びたい!」
「なんだろう?」
という赤ちゃんの好奇心と主体性を大切にする発達サポートです。
Poplay(ポップレイ)の講師は、
- シェルハブメソッド松江1期卒業(2017〜)
- シェルハブメソッド指導者講習 東京1期 主催
- シェルハブメソッド東京会員
- シェルハブメソッド第3期講習会 共同アシスタント
- 現役保育士
- キッズダンスインストラクター
様々な立場で子どもに携わり、
キャリア20年を超えるベテラン インストラクターです。
レッスンでは、
- シェルハブ特有のタッチ
- 発達を伸ばすめのオモチャ
- 環境作り
などをお教えしています。
特に個人レッスンでは、
赤ちゃんと各ご家庭に合わせたオーダーメイドのレッスンが好評です✨
レッスンは、生まれてすぐからOK👶
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沢山のご家族が幸せになりますように🍀