Poplay(ポップレイ)

menu

心と発達に関するコラム

Aちゃん、ついにハイハイを❗️

4月入園当時、テディベア座りで自分からは移動はせず、
泣いてばかりだった保育園Aちゃん。

4月末には、膝が少し曲がり、自分で座り、オモチャに手を伸ばすようになり、
5月には、左右の横座りやあぐらなど、
何種類かのお座りが出来るようになリました。

※当時のAちゃんの様子はこちらから

Poplay(ポップレイ)コラム:赤ちゃんの社会性が育つために必要な事

そして6月末、ずり這いで2、3歩進んだAちゃんですが、
その後すぐにお尻が上がり始め。

ついに、四つ這いが〜〜〜🎉🎉

とってもゆっくりですが、目的地まで自分で移動しています。

もう嬉しくて嬉しくて、心臓ドキドキしましたっ😭

クラス担任、園長、主任、、、み〜んなで喜び合って、
保育室の空気感も少し変わった感じ。

「表情も変わったよねぇ」
「お友達と遊べる様になったし」
「つかまり立ちも自分で出来てるよ!」

Aちゃんの急激な変化は目に見えて凄いです。

筋力がなくても安定しているAちゃん

Aちゃんの四つ這いは、
初めから手指も伸びて体重をしっかり手首に乗せられていました。

座りっぱなしだったAちゃんが脚を動かし始めたのがこの1ヶ月ほどなので、
腕より脚の筋肉が少なく(お豆腐のよう)、
膝の(脚)の移動は少し鈍い感じですが、
骨盤の動きはあるのでそのうち高速ハイハイもできると思う。

自ら始めたつかまり立ちでは、
手指をしっかり使いお腹で寄りかかる事なく自分でスクッと立って、
初めから足幅も広すぎず丁度良い感じです。

膝立ち遊びの時間が結構あったからかも知れません。

ここでちょっと豆知識✨

手の指が伸びたハイハイは、
自分の体重を手首で支え、床を押した力を自然に背中(肩甲骨)へ伝える事ができます。
手首と肩甲骨で上体を支え前進するイメージです。

指先はフリーな状態ですから、
指の微細な動きも促進させやすいです。

また腰幅で膝立ちが出来ると、
膝で床を押す力を利用して股関節の前側を伸ばす事が出来るので、
立った時に足幅が広がり過ぎず、
お尻が後ろに引けて股関節が曲がったまま歩く、
という事が減ります。

つまり、
「ハイハイには腕の筋力」
「立つために足の筋力」
が必要な訳ではなく、

自分にとってベストポジションで手首や踵で床を押せると
効率よく無理なく体を動かせるのです。

筋力は動きながら付いていきます。

※膝立ちと立っちの関係性はこちらでも詳しくご紹介しています。
 ↓
Poplay(ポップレイ)コラム:自分でしっかり座れるとよく遊びます

膝立ちで遊ぶ 11ヶ月
膝で立てると股関節の前側が伸びます。
そしてその延長で立っちができると、
安定しやすくなります。

離乳食・言語発達にもつながるオモチャ舐め

そしてAちゃん、オモチャを口に入れられるようにもなりました❗️

食や言語発達のためにもオモチャ舐めはとても大事な遊びですが、
Aちゃんはそれが出来なかったんです。

オモチャを唇に近づけると、プイっと横を向いていたのですが、
少しづつ自分でオモチャを口に入れたり自分の腕を舐めたり、
もできるように〜〜✨✨

そしてメンタルにも変化が

メンタルの変化も大きく、
遊ぶ時の目も輝き、集中する時間も増えました。

担当の先生が他の子と遊んでいると、
今まではず〜っと大泣きだったのに(ヤキモチで)、
他の遊びに促すと早い段階で気持ちを切り替えて遊び始めます。

自分で動けるようになって体と脳がしっかり繋がり、
心の成長も一気に進み始めます。

という一連を園長先生に報告すると
「自分で動いて経験するって本当に発達に欠かせないのね、、」と仰られました。

保育のベテランで、そんな事は当然ご存知の事なのですが、
Aちゃんのこの2ヶ月を見て、
それを実感されたというか、体にストンと落ちたというか、、

そんな会話ができたのも、ホントに嬉しい日となりました🍀

一つスイッチが入ると流れるように加速する赤ちゃんの発達の素晴らしさを、
改めて教えてくれたAちゃん。
いつもありがとう❗️

※写真は全てイメージです


Poplay(ポップレイ)では、
子育て専門家むけシェルハブメソッド勉強会を不定期開催しております 。

また保育園や支援センターなどへの出張(又はオンライン)勉強会も承っております。

お気軽にお問い合わせ下さい!