Poplay(ポップレイ)

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心と発達に関するコラム

  • 体感できたことで、赤ちゃんてすごいね!を楽しみながら伝えられたらいいな、と感じました。〜第6回シェルハブメソッド勉強会 レポ〜

    いつもありがとうございます。
    Poplay(ポップレイ)高橋です。


    「第6回 シェルハブメソッド専門家向け勉強」無事終了しました。


    今回は、
    北海道・福井・埼玉・岐阜と各地からご参加頂き、
    ありがとうございます!

    8/14、21、28の3日間で

    仰向け→寝返り→ずり這い→四つ這い→お座り→つかまり立ち、、

    の発達過程を駆け足で辿る勉強会。


    赤ちゃんの動き実体験(DME)と、
    様々な赤ちゃんの動画視聴しながら、
    新たな視点を探っていきました。

    ※シェルハブ・メソッド詳細はこちらをご覧下さい。
     コラム:シェルハブ・メソッドってなんですか?

    赤ちゃんを体験する

    1回の勉強会は2部構成。

    第1部は、うつ伏せやお座りなどの実体験(DME)で自分の体への気づきを深めます。

    この「実体験(DME)」はシェルハブ特有の学び方✨

    今回は、
    「オモチャを持った時の感覚」
    も味わってみました。

    感覚的な事なので、
    感想も皆さんそれぞれです。





    • DMEのすごさを感じたので、実際に赤ちゃんの動きを真似して体感しながら、赤ちゃんてすごいね!を、楽しみながら伝えられたらいいな。と感じました。
    • 寝転がったときに、ふと、今、床にこことここがついているな~と身体の様子を観察することが多くなりました。
    • お座りやつかまり立ちなどのDMEでは特に、とてもたくさんの動きの可能性やパターンがあることを感じ、より体の使い方が複雑であることを感じました。赤ちゃんたちは、様々な動き方をどう気づいたり獲得したりするのだろう・・・と、感じました。
      DMEを誘導されるのに従いながらも、どこでどう動かすのか?迷いを感じながら体験しました。
      ただ、最後立ち上がった時に、天井がぐっと近づく感じや、今まで見上げていたものを見下ろして見える感覚がとてもはっきりと感じられ、とても驚きました。床の上で赤ちゃんの動きをし続けることで、赤ちゃんの身体や視点を体験し続けることになり、その結果であると感じました。


    オモチャを取るために伸ばす片手。
    グラグラしないように体を支えてるのは、
    反対の手や膝です。
    硬めの床だとしっかり押せて安定しやすい。

    「感じました」「気づきました」「実感しました」、、

    など、シェルハブの勉強会感想でよく伺う言葉です。


    自分の体験として、

    「心地良さ・悪さ」「新しい発見」

    などを感じることは、
    赤ちゃん・子どもを知る近道と私は思っています。


    さらに乳幼児の発達関連では「発達の連続性」についてを学び、よく耳にもしますが、
    それも体で実感頂けたようです✨


    赤ちゃんの動きはみんな違う

    さて、体感の後には第2部、

    「動画で赤ちゃんの動きを視聴しながらシェルハブからの見方の理論編」と
    「各現場での実例のシェアタイム」


    • 最終回リアルでの参加は出来ず残念でしたが、動画で学ばせていただき、ありがとうございました。体感することの大切さや、たくさんの赤ちゃんの動きを見ることや見る視点を理解することの大切さをあらためて感じました。
    • DMEで床を押して動く(床反力)という事を学んだので、(バウンサーは)押せない環境になるんだなと思いました。背中や肩・骨盤に力が入らないから、動くんだけどその動きが小さくて、本来したいこと(オモチャに手を伸ばして遊びたい)が出来ないのかなと思いました。
    • こんなに沢山の赤ちゃんの動きを見る事ができてありがたかったです。
    • 皆さんのさまざまな実体験のお話しも聞かせて頂けて、とても良かったです。


     

    こちらは2021年5月開催の第4回シェルハブ勉強会の様子です。

    ※第4回シェルハブ勉強会詳細はこちらをご覧下さい。
     コラム:赤ちゃんの動きを体験して子どもを見る視点が変わりました〜勉強会レポ〜


    ボディイメージ(自己イメージ)を明確にするために、
    シェルハブでは固有感覚を育てることを大切にしています。

    固有感覚はバランス感覚やチカラ加減(重い物軽い物を持つ時のチカラの使い分け)など
    普段は無意識に使っている感覚です。


    その大切な感覚が育つのは生まれてすぐから。

    寝返りやハイハイで、首・背中・手首・膝・足首、、、
    オモチャで遊び、掌・手指・舌・顎、、、

    必要な時期に体中の必要なパーツを総動員で使い、
    固有感覚を育てていきます。

     ※「固有感覚」と「ぽんぽんむぎゅ〜(タッチ法)」の詳しくはこちらをご覧下さい。
      コラム:シェルハメソッドとご機嫌に遊ぶための環境作り


    手で足を掴む。
    自分自身に触ることでも、
    固有感覚を育てていきます。

    つまり赤ちゃん時期にしっかり固有感覚が育つことで、
    ペンで文字が書けたり、鉄棒ができるようになるんですね。

    そしてその生まれ持ったパーツは一人一人違い、

    「どのパーツをどう使うか」
    「環境に合わせてどう変えるのか」

    はその子次第。

    そうやって赤ちゃんは環境に合わせながら自分で考え動き発達していきます。

    そのポイントに気づけると、
    また別の角度からの見方が出来てきます。

    各現場での深い話、そして今後の繋がりへ

    今回は、
    保育士・支援センタースタッフ・歯科衛生士の方々にご参加頂きました。

    参加皆さんのコメントがどんどん深くなり、
    2回目・3回目は60分近くオーバー。。。


    皆さんの日頃の思いが次々とシェアされた3日間でした。


    各分野で活躍中の皆さんからの鋭い感覚・視点、現場での体験シェアなどを頂き、
    私自身にとっても深い学びの機会となりました。

    ありがとうございます❗️


    そして

    「どう活かしていったら良いか」

    と話も膨らみ、


    専門家向けDMEレッスン
    の定期開催が決定しました❗️


    DME で赤ちゃんを実際に体験する学び方は 、

    シェルハブメソッドならでは です。


    これからも各現場での声をシェアしながら、
    シャルハブを通して各地の皆さんと繋がっていけたら嬉しいです✨

    日頃の思いやお仕事への情熱をみんなでシェア

    一緒に新しい視点を見つけていきましょう!


    専門家向けDMEレッスンは、

    2022年10月から、

    ・月1回(第1日曜朝)
    ・6回シリーズで仰向け〜立位

    各回は、

    ・DME(動きの実体験)
    ・各現場での事例シェア

    を予定しています。


    募集公開はこれからになりますが、
    ご興味ある方は右上オレンジ丸「お問合せ」から、
    お気軽にお問合せ下さいませ。

    私たちも、
    赤ちゃん・子どもたちと一緒に試行錯誤を楽しんでいきましょう🌈




    Poplay(ポップレイ)では、
    子育て専門家むけシェルハブメソッド勉強会を不定期開催しております 。

    また、
    3名以上で保育園や支援センターなどへの出張(又はオンライン)講習も承っております。

    こちらもお気軽にお問い合わせ下さいね🍀